仕事

2024仕事始め

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

31日、年内にやるべきことを終えた夕方
猛烈な怠さに襲われたと思ったら
夜には急激な寒気に歯をガタガタ鳴らす勢い。
で、体温は39℃まで一気に上昇。

翌1日、37~38℃を行ったり来たり
ただ横になっていることしかできない状態の中
能登地震が発生しました。

能登は祖父母が生まれ育った地で
私自身も幼少期は毎夏遊びに訪れた思い出深い
場所でもあります。
あの穏やかな風景が一変してしまいました。
能登地方は近年地震が少なくはないものの
大きな被害には至らずに済んできましたが
建物に蓄積された損傷が今回の揺れがダメ押し
となり、倒壊に至った建物も多かったのでは
と思われます。
幸い親戚の無事は確認でき安堵するものの
報道にもある通り、う回路等がたくさんある
わけでもなく、山深い地域も多く
半島の先に向かうには限られた道路を進むしか
ないなかで、救助の手が届きにくい状況は
容易に想像がつき、テレビを見ながら
ただただ、救助活動が進むことを祈るしか
ありません。

被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます
とともに
まだ救助の手を待ち望んでいる方々に
手が届きますように。

耐震補強が進んでいなかった。
そんなこともニュースでは伝えられていました。
今は大丈夫、だから、ずっと大丈夫、
という訳ではないんですよね。
昭和56年以前に建てられた建物は特に
少なくとも、倒壊を免れる程度までの耐震補強
を是非ご検討ください。
2024

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2023年仕事納め

今日は2023年12月30日。
今年もあっという間の1年でした。
前回投稿した8月以後、仕事が重なり
忙しい日々を送っていました。
そんな中での色々はinstagramで。

今年は2月から7月まで
ヘリテージマネージャー養成講習に
参加しました。
ヘリテージマネージャーとは
地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保存し、
活用して、地域づくりに活かす能力を持った
人材のこと、です。
都道府県ごとに養成講座を開催しており
私は東京建築士会開催の講習に参加しました。

独立してからは、改修案件や調査などで
古い建物に関わる機会が増えました。
古いからと、ただ壊されてしまう建物も
少なくありません。
長い年月を経た建物が今後も残って欲しい
と思っても、定期的なメンテンナンスは必要
ですし、相続が発生した場合には相続税の
ために解体、となる場合も少なくありません。

ただ古いから残すということでなく
長い年月の中で建物と共に築かれた文化的価値
を見出し、その価値を評価してもらうことで
登録有形文化財への登録の道も生まれます。
文化財登録することで保存・活用のための
補助金が得られる道もあります。

そんな残したいと思う建物に出会った時に
手助けできる術を身に付けておきたい。
建物の文化的価値を残すために当時の手法で
建物の修繕を行うことで、昔からの建築技術を
残すことにも繋がって欲しい。
という思いから講座を受講しました。

材料も方法も、合理的で簡単にできるように
なることも近代化の中では必要なことだ
と思いつつ、長い年月の間、人の手で伝えられて
きた技術が使う機会が少なくなったことで
失われてしまうのは勿体ないと思っています。

伊勢神宮が20年ごとに遷宮を行うのは
建物の耐久性とともに技術を伝承していくために
世代交代を考えての20年だったようです。

新しいものもよいですが
ただ年数だけで建て替えるのではなく
使い続ける道を考えてみて、それでも、
という考える時間をつくってみてもよいのでは
と思います。

そして、新しく建物を建てる時も
この先、自分の次の世代にも受け継いでいく
という視点で考えることも大事ではないかと思います。

ヘリテージマネージャー養成講座でのことは
また、改めてご紹介できれば、と思います。

今年も皆様には大変お世話になり
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、良いお年をお迎えください。

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2023年仕事始め

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あけましておめでとうございます。
今日、1月5日が仕事始めでした。

ご近所の神社にお詣りし
玄関には桜と干支の兎を飾りました。
奥行8cm程度の杉の板のカウンターですが
飾り物を置くには十分です。

今年もまずは健康第一で
心地よい住まいづくりのお手伝いができれば
と思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2022年仕事納め

2022年も残りわずかですね。
今年はなるべくブログを更新しようと試みた
ものの・・・来年への引き続きの課題です。

今年1年何をしていたかというと
・戸建住宅の寝室等のプチリフォーム(完了)
・長屋2棟の外構も含む企画設計提案
・木造3階建て住宅(パッシブハウス仕様)
 の実施設計手伝い
・総合病院の実施設計のお手伝い
・収納についてのオンラインセミナー講師
・木造長屋の改修提案
・ある建物の実施設計のお手伝い
・断熱改修+1部屋改修の計画(進行中)
・住宅医調査を含む住宅等の調査
 (調査員として)4件
・建築中のRC造マンションの品質監査(通年)
・2×4長屋・共同住宅の企画設計(通年)

他に、問い合わせを頂いた方との面談や
通年で家づくり学校のスタッフとして
運営会議、講義の準備・段取り等々も。

書き出すと雑多ですね。
何件かの案件が同時進行で進むことが
ほとんどですが、暇でぼんやりするよりも
忙しく動き回っている方が調子が良かったり
もするような。

関係者の皆様
今年もどうもありがとうございました。
1人事務所ではありますが、周りの方々の
ご協力なくしては何も進めることはできま
せん。関係者の皆様に恵まれていることに
感謝するばかりです。

寒さが続いていますが、ご自愛ください。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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12月下旬、二子玉川からの富士山。

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カタログ

2020年、もう8月も残り1週間ですね。
コロナ禍では時間の過ぎる感覚と季節感がちぐはぐな感じがします。

最近はこんなカタログを熟読したりしています。

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厨房機器はマニアックな機器も多く、麺をゆでる釜も麺の種類によって様々だったり、食材カットする機械も「スーパーオロシ」とか「キンピラー」などユニークです。今回はマニアックな機器は使用しないのですが、見ているだけでも楽しめます。
厨房機器を設置する計画について詳しくはまた追ってご報告したいと思います。

スタッフとして関わっている家づくり学校が例年の5月開講から9月開講に延期した関係で、9月までの間、zoomを使用したオンライン企画を企画運営したり、9月開講した場合の運営方法の検討など、通常と違う状況の中でできることを考え続ける日々が春からずっと続いていました。
昨日、9月開講までのオンライン企画も終了し、いよいよ9月からはオンライン講義にてスタートすることになりました。

コロナ禍では人が集うことが制限されますが、オンラインで集まることができるのは遠距離にいる人と繋がることが出来るという点が最大の利点ですし、移動時間を削減できることも時間の有効利用としてはオンラインの利点です。
ですが、オンラインで繋がれば繋がるほど、「実際に会いたいね。」という気持ちが湧いてきました。
画面上では顔を見て話してはいるものの、物足りなさを感じます。
とはいえ、今はできることを続けることも大事なことだと思っています。

家づくり学校は良質な住宅設計を目指す人のための学校です。
9月13日まで新規受講生を募集中です!
詳しくはコチラから。
ご応募をお待ちしております!





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5年

東京でも桜が開花し、寒かった冬から春になりましたね。

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3月20日に無事に建築士事務所登録更新が完了しました。 建築士事務所は5年ごとに更新手続きが必要で、5年間に携わった仕事内容などを報告する書類などを提出して更新手続きを行います。(そして登録更新料も払います)
最初の目標だった5年を無事に迎えられました。

決まった仕事もなく独立するという無謀さでしたが、周りの方たちのお陰で5年頑張れました。独立前、独立後と本当によい出会いとご縁に恵まれて感謝しかありません。お互い助け合い励まし合える仲間の存在もとても大きなものです。気持ちも新たにまた次の5年を進んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

有効期間は平成35年となっていますが、実際には来年には元号が新しくなるのでどんな元号になるのでしょうか?

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2018年仕事始め

2018年を迎えました。
東京地方は快晴の気持ちのよい年明けでした。

年々、年末年始らしさが感じられなくなり
ただ慌ただしく年越しし、新年に家族で集まっておせち料理を頂くと
新年になったのだなあと実感でき、少しホッとします。
今年は甥っ子と人生ゲームとオセロで遊びました。
人生ゲームは実は初めてで、甥っ子を差し置いて1位になって
しまいました。オセロはとっても久しぶりでしたが、いい頭の体操に
なりました。

我が家はリビングには普段はテーブルは置かず
来客が少ない時は小さめのテーブル(お茶とお菓子が置ける程度のもの)
正月にようにたくさん集まる時は大きな座卓を出して使っています。
リビングにはソファとテーブルがセット、と思われがちですが
ダイニングテーブルは常にあるので、テーブルが必要な時には
ダイニングテーブルで用は足りるので、リビングは寛ぐスペースとして
できるだけスッキリとさせています。座卓を仕舞っておくスペースは
必要にはなりますが、立てて置くと省スペースで済みます。

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仕事始めの1月4日には仕事場近くの東京大神宮へお参りにいきました。
昨年、新しく出会った方々、ずっとお付き合い頂いてる方々ともに
お世話になりましたことに感謝しつつ
今年もまた新たな気持ちでスタートしたいと思います。

3月にはmokki設計室を開設して丸5年です。
建築士事務所は5年毎に更新の手続きが必要となりますので
年明け早々手続きの準備に取り掛かります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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仕事納め

2017年も残りわずかとなりました。
皆さまにとってどのような1年でしたでしょうか。
2017年の活動報告としては

・木の家だいすきの会にて「健康に暮らすシンプルに木の家」というコンセプト
 の合板を使わずに耐震等級3を確保できるグリーンエア工法を用いた
 住宅プランの提案を行いました。コストも抑えた提案となっていて
 パンフレットには現在価格での見積金額も提示していますので
 詳しくは資料をこちらまでご請求ください。
・5月にNPO法人家づくりの会に入会しました。
 住宅設計をメインに活動している建築家が所属している団体で
 会員同士での研究・研鑽とともに、会員が先生となり若手設計者に向けて
 「家づくり学校」を開講し、豊富な知識と経験を伝える活動も行っています。
 もちろん、家づくりを考えている方の相談窓口として市ヶ谷にある
 家づくりギャラリーでは随時相談会も行っています。
・家づくり学校、家づくりの会の研修旅行として
 高知・愛媛、愛知・岐阜を訪れました。
・地域型住宅リノベーション推進協議会の研究活動として
 中古住宅の詳細調査を行い、住宅医協会の住宅診断と
 改修案の提案を行い、中古住宅活用のための研究を行いました。
・昨年から引き続き、パナソニックリビングショウルームにて
 月に1~2回、相談会を行いました。
・今年で引き続き4年目となりましたが
 墨田区の安全支援課空き家対策係にて老朽建物調査業務を行いました。
・その他、新築住宅のご提案をさせて頂いたり
 リフォームのご相談をお受けしたり
 中古住宅の詳細調査の調査員を行うなどしました。
・来年から法制化される既存住宅現況調査技術者の講習を受講しました。
・3年ごとに受講が義務付けられている建築士定期講習を受講しました。
・プライベートではヨガを始めました。
書き出してみるといろいろありますね。
設計事務所の仕事は事務所に籠って図面描きばかりでもないもので
いろいろなところに伺いました。
今年もたくさんの方に出会い、たくさんの経験をさせて頂き
無事に1年過ごすことができ、皆さまへの感謝しかありません。
年末には仕事を始めた頃からお世話になっている先輩方にお会いし
昔話をしながら、改めて社会人生活を振り返る機会になりました。
4月で社会人として丸20年です。
死ぬまで現役の建築家の中にあってはまだまだひよっこですが
歩みを止めずに進んでいきたいと思います。
今年も皆さま、どうもありがとうございました。
そしてよいお年をお迎えください。
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家づくりの会 無料相談

朝晩は冷え込むようになってきて、もうすぐ師走ですね。

直前のお知らせになりますが

明日、11月28日火曜日 午後2時~5時
市ヶ谷にある家づくりの会の家づくりギャラリーにて相談会を担当します。
家づくりの会は建築家との家づくりを無料でサポートするNPO法人です。
若手からベテランまで40人を超える建築家が所属していて、毎日交代で家づくりの相談を受け付けています。

今年の5月から家づくりの会に入会させていただきました。
色々なタイプの建築家が所属しているのが家づくりの会の良さで、お互いに研鑽を重ねながら皆様の家づくりのサポートをしています。
経験豊富な先輩方のお話を伺ったり、見学に出かけたり、大変勉強にもなっています。一人で事務所運営しているとどうしても視野は狭くなりがちですが、皆さんと交流させて頂くことで幅広い視点を持つことができるのも会に入ってよかった点だと思っています。何より、年齢にかかわらず、もっといい家を作りたいと思い続けている方々が集まっていますので、いい刺激を頂いています。
道路に面したギャラリーですので、資料閲覧だけでもお気軽にお立ち寄りください。

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既存住宅調査

朝晩は涼しくなってきましたね。

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先週末、既存住宅の調査を行いました。築20年の木造住宅。
外部と内部の表面に見える劣化箇所の確認とともに床下や小屋裏にも潜り普段は見えない部分の劣化状況も確認していきます。そのほか設備機器や配管、電気関係等々も調べます。数人のチームで1日がかりの調査です。
調査結果は後日、診断レポートとしてまとめて報告します。
診断レポートを元にどのように改修した方がよいかも提案させていただく予定です。

築年数に関わらず、当初の設計で雨漏りが懸念されるような計画になっていると注意して施工しても年数が経つと問題が出てくる可能性は高まるような気がします。施工の良し悪しもありますが、当初の計画が本当に大事だと調査に参加する度に思います。
調査への参加は私自身とても勉強になる貴重な機会です。

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