奈良ー1
先日、中学の修学旅行以来で奈良へ行ってきました。
奈良の印象は「奈良公園の鹿がたくさんいてすごい」とか「お寺が大きい」といったなんともざっくりとした印象しかなかったのですが、さて、今回はどうでしょうか。
まずは法隆寺へ。1300年も前の建物が今も残っているというだけでもすごいことだと思うのですが、建築的には見ておくべき建物として上げられることも多い法隆寺です。
西院伽藍が見所となりますが、中門は残念ながら修理工事中でしたが、回廊・五重塔・金堂・大講堂と見学できました。
バランスが何とも絶妙で、美しい建物でした。この後で興福寺や東大寺に行くとスケール感が全く違うことがよく分かりましたが、回廊に囲まれていることでお互いのバランスが取れていることもあると思いました。
回廊は北側は後に手が加えられていて、南側は飛鳥時代のものとのこと。
写真右側が北側、左側が南側。古い南側の方が梁も細く、緩く弧を描いていて美しい。飛鳥時代の大工さんの腕とセンスは素晴らしいものがあります。
法隆寺から奈良公園方面に移動すると奈良の印象として残っていた鹿に遭遇。最初は2頭くらいだったのでカワイイと写真に収めましたが、しばらく歩くとものすごい数の鹿たちが。そして、歩道にも寝そべっていたりします。やはり「奈良は鹿」は健在でした。
| 固定リンク
コメント