配管水漏れー3
漏水事件から3週間。ようやく配管工事が終了しました。
床の仕上材と下地材を一部撤去すると、水道管と給湯管が姿を現しました。
配管がある部分のポリスチレンフォームはトンネル状の空間が空いていて、コンクリート面と接する部分の下にモルタルをだんご状においてポリスチレンフォームを乗せるようになっていました。しかし、部分的には配管自体にもモルタルが盛ってあり、トンネルと配管経路がうまくかみ合わない部分があったようです。
今回は既存の配管は手をつけずに、現在の配管を避けたところに新たに配管することとなりました。
赤い管が給湯管、青い管が給水管です。当時は鉄や銅など金属管が主流でしたが、現在ではサビや腐食の心配がないポリエチレン管による配管が多くなっていて、今回もポリエチレン管にて新たに配管されました。
我が家は室内に給湯器がある特殊な形態で、給湯器からキッチンと洗面とユニットバスへと3か所に新たな配管が必要でした。キッチンへは写真の通り広範囲に床を壊さないと工事ができなかったですが、洗面とユニットバスはその周辺にデッドスペースや大きなパイプスペースがあったため、床と壁に点検口程度に穴を開けることで工事することができました。
工事は丸3日がかりとなりました。配管工事としては3日ですが、現状はただ床を塞いだだけなので、切り取ってしまったカーペットを戻してもパッチワークになってしまうので、リビングダイニングとキッチンの床仕上げは新しいものに改修するので、完成までにはもうしばらくとなります。
今回の教訓として、
●配管は後々の点検しやすいようによく検討しておくこと。
●デッドスペースをとっておくことも後々配管改修を踏まえて必要な場合もある。
出来上がったそのままで30年40年過ごすことは難しいので、出来上がったばかりの時には必要に思えない点検口も年月が経てば経つほど重要性は増してきます。
問題が発生したときにいろいろ壊してもよいという覚悟があれば別ですが。
家でお風呂に入れることの有難みをしみじみ感じました。近所のレトロ銭湯やちょっと足を延ばしたスーパー銭湯など銭湯巡りをしたのも楽しくはありましたが、狭いながらも家風呂が一番落ち着きます。
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