高崎・前橋へ遠足
2015年初投稿ですが、5日が仕事初めで通常営業開始していました。
今年もよろしくお願いいたします。
この連休に住宅医スクールでお世話になっている三澤文子さん設計の住宅を見学させて頂けることになり新前橋まで行くことしたのですが、折角なので早起きして高崎に寄り道して遠足気分でお散歩してきました。
まずは高崎からバスで少林山達磨寺へ。
だるま・・・が目当てではなく、敷地内にある洗心亭を見学しました。ブルーノタウトが日本にいた間2年強を過ごした6畳と4畳半に水回りという小さな平屋の建物ですが、高台にあり窓からは高崎の街が一望できます。当時から80年ほど経っている建物ですが、保存維持がしっかりとされていて大事にされている様子が見てとれて嬉しくなりました。
達磨寺なので大小様々なだるまを授かることができ、授かった後にお坊さんにお経を唱えて頂き片目に目を入れて魂を入れて頂きます。目は自分で入れるのではないと初めて知りました。そして願いがかなった後にはもう片方にも目を入れてお寺に納めます。そして納められただるまがこんなに。たくさんの願いがかなえられたのですね。

次は群馬音楽センターへ。
アントニン・レーモンドが設計した音楽ホールです。催し物がなければ中に入れるのですが・・・この日は成人式が行われおり中は見学できませんでした。初々しい新成人方を見て自分の成人式を思い出したりして。だいぶ昔のことで遠い目になってしまいました・・・。
次は旧井上房一郎邸へ。
アントニン・レーモンドの「笄町の自邸」を再現しようと計画し、レーモンドの快諾を受け図面の提供を受けた後、建物を実測し、これらを元に新たに設計・施工されました。
平屋の建物ですが、庭に面した大きな開口部には障子がはめられ、その先には深い軒が出ています。細長い建物の中間には屋根にガラスが乗せてあるテラスがあり、半屋外空間として気候のよい季節には気持ちよく過ごせそうです。


その後はメインの住宅見学へ。
大阪を拠点に設計活動をされいる三澤文子さんの設計した住宅は関東には少ないので楽しみに伺いました。写真はないですが、日常生活が快適に心地よくなるように随所に心配りが感じられつつ遊び心も盛り込まれており、今まで見学させて頂いた住宅とはまた一味違うとっても素敵なお宅でした。前橋まで来た甲斐のある実り多き見学会でした。
そして、帰りは新前橋から高速バスでのんびり帰ってきました。
充実した1日でしたが、達磨寺でだるまを買うか迷い、また納めに来るのは大変かなと「だるまみくじ」を手に入れました。小さなだるまの中におみくじが入っています。そのおみくじの中身が

末吉。「希望を捨てるな」とっても励まして頂きました。幸運の足音を聞き逃さないように気を付けないと。
楽しんだ後はしっかりお仕事したいと思います。
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