2024年仕事納め

2024年大晦日。
仕事納めは12/29でしたが
ブログは12/31になってしまいました。

今年は2月に書いたきりでしたが
1月の長引いた風邪がようやく落ち着いた
3月に今度は初コロナになり、さらに1か月
の体調不良を引きづることに。
9月にも高熱を伴う風邪を引き
高熱続きの1年でした・・・。

その間には工務店さんとの協働案件だった
築50年の住宅のリノベが完成しました。
こちらは春頃に竣工写真を撮影予定なので
いずれご紹介したいと思っています。

こちらと平行して、NPO木の家だいすきの会
として行っている空き家活用プロジェクトで
やはり築50年以上の住宅の改修を行いました。
こちらは壁や襖をワークショップでみんなで
和紙張りしました。
和紙はときがわ町の「手漉き和紙 たにの」さん
にネギ入りの手漉き和紙を漉いて頂きました。
工房で和紙に漉き込む材料を色々見せて頂いた
中でネギを漉き込んだものが素敵だったので
今回採用させて頂きました。
和室だったのですが、床はときがわ産の杉板に
リニューアルしました。

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手も動かしての空間づくりは楽しいものです。

昨年受講したヘリテージマネージャー講習を
修了したメンバーが活動する
東京ヘリテージマネージャーの会に入会し
活動も始めました。

年明けすぐの能登地震、微力ですがご協力できること
になり、来年はこちらの活動もできればと思っています。

仕事以外では、夏から池坊のいけばなを習い始めました。
仕事場の近くにある教室で、楽しく通わせてもらっています。

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こちらは年末に活けた水仙。生花です。
水仙の花がこんなに可愛らしいとは知りませんでした。
いけばなは本当に知らないことばかりですが
先生に一から教えて頂く、道を究めていく
ということを年を取ってから始めるのも
よいものだなあと思っています。

振り返ってみると
公私ともに忙しなくも、充実した1年だった
と思います。

今年も大変お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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木のデザイン図鑑

新年早々に引いた風邪は
その後も咳が止まらないまま
薬を変えながら1か月経過し
花粉症の症状と入れ替わりました。
花粉症は薬で押さえられていますが
眠気との闘いが新たに始まりました・・・。

体の不調に振り回されている間に
少しだけご協力させて頂いた雑誌が
発売されました。

建築知識2024年2月号
「木のデザイン図鑑」

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少しですが、床板の凹みを直す方法について
載せて頂いています。
特集内容としては盛り沢山の内容なので
是非お手に取って頂けますと幸いです。

鉄骨やコンクリートなどの資材価格の高騰もあり
木造はより注目を集めている昨今です。
少し扱い方には気を遣う部分もありますが
木肌が感じられる空間は落ち着きます。

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2024仕事始め

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

31日、年内にやるべきことを終えた夕方
猛烈な怠さに襲われたと思ったら
夜には急激な寒気に歯をガタガタ鳴らす勢い。
で、体温は39℃まで一気に上昇。

翌1日、37~38℃を行ったり来たり
ただ横になっていることしかできない状態の中
能登地震が発生しました。

能登は祖父母が生まれ育った地で
私自身も幼少期は毎夏遊びに訪れた思い出深い
場所でもあります。
あの穏やかな風景が一変してしまいました。
能登地方は近年地震が少なくはないものの
大きな被害には至らずに済んできましたが
建物に蓄積された損傷が今回の揺れがダメ押し
となり、倒壊に至った建物も多かったのでは
と思われます。
幸い親戚の無事は確認でき安堵するものの
報道にもある通り、う回路等がたくさんある
わけでもなく、山深い地域も多く
半島の先に向かうには限られた道路を進むしか
ないなかで、救助の手が届きにくい状況は
容易に想像がつき、テレビを見ながら
ただただ、救助活動が進むことを祈るしか
ありません。

被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げます
とともに
まだ救助の手を待ち望んでいる方々に
手が届きますように。

耐震補強が進んでいなかった。
そんなこともニュースでは伝えられていました。
今は大丈夫、だから、ずっと大丈夫、
という訳ではないんですよね。
昭和56年以前に建てられた建物は特に
少なくとも、倒壊を免れる程度までの耐震補強
を是非ご検討ください。
2024

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